美を求める美容業界は、その需要の高まりに合わせて肌に関する研究が進み新しい技術が開発されています。そんな美容業界の新しい技術として、新しく始まったのがプラセンタ点滴という方法です。
プラセンタ点滴は、体にとって大事な必須ビタミンを加えた栄養剤の中に植物や動物の胎盤から採取されるプランセンタを添加し血管から直接送る方法です。
そのプラセンタ点滴をすることで色々な効果を発揮しますが、特に注目されているのがターンオーバーです。ターンオーバーとは、肌が本来持つ再生力を意味する言葉になります。肌は常に塵や雑菌から身を守るために、古い角質を排除して開いた部分に新しい角質を作り出して埋めるという作業を常に繰り返しているのです。
このターンオーバーが継続して行われることで肌は健康でいられるのですが、しかし40代を超えると正常に行われなくなります。
その理由として紫外線や生活スタイルの負担もあるのですが、最大の原因は食べ物から得られる消化吸収力が落ちることで細胞の元気が落ちるからです。
食べ物から摂取した栄養が細胞に行き届かなくなると、細胞が栄養失調になり活動が抑えられます。それによって本来壊した後に新しい細胞で埋める作業が止まってしまい、結果肌の老化現象を進めることになるのです。
プラセンタ点滴で小じわの改善に役立つ
プラセンタ点滴を定期的にすることによって、年齢による栄養の摂取力が落ちた状態を栄養を運ぶ血管を通して人工的に回復させます。血管を通して栄養が運ばれた細胞は、元の元気な状態に回復することで古い細胞を壊し新しい細胞で埋めるターンオーバーを回復させます。
回復が始まると、真っ先に現れるのが顔の小じわといった肌トラブルを改善です。小じわは顔の筋肉が動くときに、皮膚も一緒に伸縮をします。
正常であれば伸縮を起こしても、皮膚の弾力によって元も戻ります。しかし皮膚の状態が悪いと、伸縮をした後に元に戻らないので凹凸が出来てしまいます。
皮膚は常に塵や紫外線といった刺激から身を守っているので大切なのですが、第2の心臓と言われるほど体の状態が表れやすい場所と言われているのです。肌トラブルになっている場合には、体内部の状態が悪いことで正常な角質が生まれていないことが分かります。
正常な角質を作るためには、やはり角質を作る細胞の外部から保湿と栄養を与えるだけでなく内部にも十分な栄養を送る必要があるのです。そこで必須ビタミンの入ったプラセンタ点滴をすることで、血管から皮膚に大事な栄養を送れるので生活スタイルの改善を進めながら補助としてプラセンタ点滴を行うことで改善が見込めます。