別名オゾン療法ともいわれる血液クレンジングは1975年から様々な難病治療に使用されている信頼の治療法です。
40年以上の歴史があり、日本の医療はアメリカよりのことからそれほど知られていませんが、
ヨーロッパ諸国では広く認知されている治療法です。
特にドイツやイタリア、イギリスでは血液クレンジングの研究が盛んで、1万人以上の医師が年間100万人以上の患者に治療をおこなっており、イギリスのエリザベス女王の母親が老化予防のために血液クレンジングを週2回受け、大病を患うこともなく長生きしたことでも知られています。
血液クレンジングの方法ですが、少量の血液を採取してそこにオゾンガスを混合、活性化させた血液を再び体内に戻します。オゾンガスは血液と混合することで反応を起こし、活性酸素種と過酸化脂質代謝物を発生させます。
活性酸素種は血液中の赤血球や白血球に働きかけ酸素の運搬を盛んにすると同時に、血液の流れを良くすることで新陳代謝を促すというわけです。
オゾンガスと混合させるなんてなんだか不安だと考える人もいるかもしれませんが正しい手法でおこなえば安全ですし、副作用については40年以上前からヨーロッパで取り入れられ、保険適用になっている国もあるほどなので副作用の心配はないといえます。
頭痛の改善から全身的な若返りまで様々な効果を発揮
血液クレンジングの効果は美肌や健康増進、病気予防など様々です。ガンや悪性リンパ腫、自己免疫疾患の発症遅延や抑制などを期待することもできますし、全身の若返りを期待することもできます。また頭痛の改善にも役立つという報告もあるので、疲労の症状が長く続いている、身体の不調を改善したい、肌質を改善したい人におすすめだといえます。
なぜ血液クレンジングがこれほど様々な症状に効果を発揮するのかというと、クレンジングを繰り返すことで抗酸化酵素をより多く含む赤血球を産生する点にあります。
オゾンと混合して単に血液が活性化して若返るだけではと考えがちですが、血液クレンジングを繰り返すことで常に絶えず浄化された血液を体の隅々にまで届けることができるのです。
浄化された血液やリンパ液は、体を巡り活性酸素を除去すると同時に新陳代謝を盛んにすることから肉体的にも精神的にも若返ります。また同時に免疫細胞を活性化させることにもなるので病気を治りやすくし再発の予防や防止に効果を発揮します。
血液クレンジングの治療の目安は1回の治療でも十分に効果はありますが、体質を改善したいときは定期的におこなうことで徐々に全身的な若返りを実現させます。
ガンの術後やウイルス性疾患の人の免疫力向上を目的とする場合は週に1~3回の治療が必要です。